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【感想】赤ずきんと迷いの森 きつねさん
JUGEMテーマ:18禁乙女ゲー


『赤ずきんと迷いの森』きつねさんのプレイし終えました!

- - - - -

狼さん、きつねさんとプレイし終えて、なんだかこのゲームSugar beansさんの『Under The Moon』と似た雰囲気だなあと思いました(声優さん的な意味でもありますが、今回はシナリオ的な意味で)。
気になって調べてみたところ、やはりシナリオを書かれているのがUTMと同じ方でした。ひよさんという方なのですが、『Riddle Garden』のシナリオもこの方のものらしく、今からそちらのプレイも楽しみです。

ではきつねさん感想いきます(´∀`)

※年齢制限(R18)のある女性向けゲームの感想です。
※ネタバレ含みます。
なんだこの高校生カップルは…!

もしこれが学園モノの乙女ゲーだったらきつねさんは確実に、転校先の高校で再会したヘタレな幼馴染ポジションだと思います。まあ実際そうなんですけどね、高校じゃなくて迷いの森だけど。

 強くてかっこいい狼さんに憧れているきつねさんは、急にやってきて狼さんの家に住みついたティアナが気に食わず、子供っぽい悪戯を繰り返します。
でもなんだかんだで心配してくれたり話を聞いてくれたりといいヤツ。
多分最初からティアナに対して惹かれるモノがあったのだと思います。彼女はきつねさんの初恋の相手に似ていて(というか実は初恋の相手=ティアナ)、きつねさん曰く「顔は好み」。お前の事なんか全然好きじゃないんだからな!ただちょっと一緒にいるとドキドキするだけなんだからな!と勢い余って告白紛いのことをしてしまうきつねさん、可愛かった。

だんだんお互いに意識しあっていく2人、星空の下口付けを交わし、きつねさんの告白により付き合うことになるんですが、ああもうなんだコイツら見てるこっちが恥ずかしいわ!!!
そんなシーンですが、彼の本性というか、根本に抱えているものを知ってから見直してみるとなかなか怖いかも。告白したものの、「やっぱりダメだよな」と落ち込む。彼は自分のことを卑下して生きてきた訳ですから、本心からダメなんだろうと思っているんでしょうね。
その後ティアナから「きつねさんが好き」と言われて…この瞬間きつねさんの心は全部ティアナに向いてしまったんだろうなあ。彼にとって彼女が、世界の中心になってしまった。「約束する」って言葉も、初めは純粋なきつねさんらしくて可愛い、としか思いませんでしたが…改めて考えてみるとなんて重たい言葉なんだろう…。後の変化はもうこのときから始まっていたのではないでしょうか?

一つの事しか考えられないきつねさん、ティアナがきつねさんの家に移り住むときも行動が早いwでもね、ここでティアナはまだ不安に思っていたわけだし、「きつねさん、それはちょっと…」って言っててもいいんじゃないかなとも思いました。それはそれでなんだかバッドエンドを迎えそうな気もするけど、ティアナの性格からして簡単に許してしまうのはちょっと違うような。

それにしてもこのルートの狼さんが素敵すぎる。完全にお父さんキャラです。「お前に娘はやらん!!」とか、ちょっと不覚にも萌えてしまった(;´Д`)
後々きつねさんの本性が見え隠れし始めたときも狼さん改めお父さんがしっかり心配してくれます。頼れるパパ。
狼さんルートももちろん大好きだったんですが、このルートの狼さんの方が自然なような気もするな。ティアナもともと妹のように可愛がっていた相手で、恋愛感情を持っても不思議ではないけれど、家族への愛情のような気持ちを抱く方が当たり前なんじゃないかな?
まあなんだかんだ言って狼さんルートのイチャコラも大好きですが。

きつねさんの家に住み初めて、彼に過去の事を尋ねるとはぐらかされてしまいます。
やっぱり過去が大きなトラウマになっているから、話したくないのか思い出したくないのか。自分が言いつけを破ったせいで、自分が弱かったせいで、(両親が死んでしまった)という過去は、ずっと彼を縛りつけてきたんでしょうね。それとは全く関係のない話でも、彼にとって「過去」というのは重たい枷でしかないのだと思います。ティアナや狼さんとの楽しい思い出は別として、だけど、ティアナに狼さんに恋をしていたころの感情を思い出されても困る。

一緒に住むようになってからはティアナの後ろにべったりついたまま回る従順なきつねさん…これも見返してみると怖いよ(;´Д`)
「鹿さんにご飯をあげてきて」と同じように「嫌いな人を殺してきて」なんて言っても、「わかった!」と笑顔で答えて家を飛び出して行ってしまいそうな感じがします。ていうか絶対に行く。

まあこれだけイチャイチャしてれば自然とHシーン突入なのですが、1回目はなんと(失敗)。それからしばらく手を出してくれないきつねさんに、思わず「どうして抱いてくれないのよ!」そんなティアナが可愛くてヤバイ。
それにしてもきつねさん…とあるEDでは探究心旺盛な雰囲気だったのに(前戯もなしってどういうことなの)。それくらいの知識はありそうなものですが。ちょっと急展開すぎやしないか。もうちょっと時間をかけてもいいシーンな気がしました。そっちの方が違和感がないような。

まあそれでも無事行為を終え、それからは幸せな日々、でもそれも長くは続かない。きつねさんがレストランで山猫さんから苛め(もとい虐待)を受けている事が発覚します。ここでティアナはきつねさんにちょっとおかしいんじゃないの?という気持ちを持ち始めます。彼が憧れているのは狼さんのはずなのに、何故山猫さんのような権力的な強さをも崇めるのか。
ずーっと何かを間違えたまま育ってきてしまったんですよね。きつねさんの中では「強者>弱者」という考えが絶対的なものであり、また自分が弱者であること、狼さんや山猫さんが強者であることも同じく絶対的。もしかしたら彼にとって、弱者は自分だけなのかな、とも思いました。他の誰の事を尋ねられても、その相手は強者だと言うだろうし、自分は弱い、自分は言いつけを守らなければならない、無意識にその考えを強く抱いたまま育ってしまったために、彼はどこか狂ってしまうんですかね。

以降ED別感想。(順不同)

1「計画通り」ED
バッドエンドです。ええもう、計画通りです。ティアナの、忘れかけていた、当初の目的達成です。狼さんとティアナの関係を疑って、ティアナを盗られたくない一心に彼女を自分のものにしてしまう…。元祖ヤンデレって感じです。
笑いながら涙を流したと思ったら、ティアナを締め上げて誰にも渡さないと叫びだす、けれど我に返り、ティアナを心配しながら、大事にすると呟いて…。
きつねさんの精神が崩壊してしまっている様子がきれいに描写されていたように思います。なんだか不安定なところや、彼のもつ「純粋さ」がしっかり表現されていました。

2「一緒にね」ED
狼さんとの関係に対する誤解も解けて、「もうヤキモチはやかない」という約束をする。すごく微笑ましいEDです。
ここで真実の扉が開き、「優しく甘く召し上がれ」EDへと続きます。

4「優しく甘く召し上がれ」ED
ハッピーエンド、かな。「ヤキモチはやかない」と約束して、ティアナに対する異様な執着のようなものは見せなくなったものの、今度はティアナの言葉を絶対的に受け取るようになる。最初から結構怖かったです。ティアナの軽い冗談を間に受けて、彼女のためならなんでもする、と、レストランの厨房で(自分の尻尾を切り落とそうとしている)きつねさん。ゾワーっとしました。純粋ってコエー…。愛する人が喜んでくれるなら、迷いの森の花畑のあのリンゴだってとってくるし、人だって殺せる。それを笑顔で言ってのけるきつねさん。え?なんで?もう正気に戻ったんじゃないの?どこでまた狂ってしまったの?彼は別にティアナとの生活で狂ってしまったわけではない、(もともと持っていた性質が表に出てきただけ)。
それにしてもこのエンド…あっけなさすぎる気がするなあ。(リンゴを目の前で潰されてしまった)ときの山猫さんの反応にはすごくドキドキさせられました。臨場感のあるシーンだった。
でもあれだけショックを受けていた山猫さんが、急にあんな風に毒が抜けるって…どうなの。10年も大切な人を待ち続けて、(それを台無しにされた)のだから、もっと恨んでもいいのではないかと思います。彼がもう諦めたのか、また10年か或いはそれ以上の年月をかけてまだ復活を待つつもりなのかはわかりませんが、どっちにしろ山猫やティアナに対してあんな態度を取れるものなのだろうか…。
狼さんの感想にも書きましたが、やっぱりこのゲームはバッドエンドの方が似合いますね。なんだか違和感だらけです。

3「追いかけてくる月」ED
ティアナの足が遅いとこうなります。絶対的な力を手に入れてしまったきつねさん。今までの劣等感が復讐心へと変化し、(山猫さんを殺してしまう)。彼の言葉から考えると、このあと他の住人のところにも向うのかな。「どうせお前だって」なんて言いながら。
でもこのエンド…主人公をほったらかしすぎじゃないか…?乙女ゲーなんだから、「お前だけは俺の傍にいろよ」とか「お前だってどうせ」とか、展開はどうであれティアナに対する感情を見せて欲しかった。狂ってしまったきつねさんを見て、怯える。それしか彼女の描写がないのが残念です。きつねさんも彼女に関心があるのかないのかよくわからないし…もう少し丁寧に描いてあればよかったのに。

5「あなたを守るため」ED
ライバルED。お相手はご想像どおり(?)山猫さん。
山猫さんは結局どうしたかったんだろう…。ティアナのことを好き、というのは突拍子もなさすぎるし、彼の言っていた通り「自分より下のものが自分よりいい物を手に入れたのが悔しい」というだけだったら執着しすぎな気もします。山猫さんが何故ティアナを自分の良いように作り上げていくのか…。その理由がよくわかりませんでした。彼女がクラウディアの娘であることに関係してたりするのかな?
山猫さんルートで彼の行動が理解できるようになる事を期待しています。

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きつねさんルートをプレイしたことで、狼さんのライバルEDでのきつねさんの行動にも納得がいくようになります。彼の純粋さ、元からの気弱さに加えて両親の死という出来事で、人に洗脳されやすい、非常に脆い状態になってしまうんですよね。狼さんライバルEDでは山猫さんがうまく誘導していったのかなあ、と思ったり。
別のルート内でもキャラの持つ裏の性質のようなものが一貫されているのはすごいですね。

このルート、ティアナのママのことはほとんどわからないんですよね。昨日も書きましたが「知らないからこそ幸せ」なんでしょうか。(きつねさんの両親を殺したのはティアナのママ)だとわかったとき、2人はどうなってしまうのか、というのにも少し興味はありました。
こうやって全部のルートで少しずつ、少しずつピースを拾い集めていくんですかね。一応謎が解かれるノーマルEDもあるようですが、それまでにいろいろ追求していきたいですね。魔女については。

次は山猫さんをプレイします!感想アップは1日か2日後になると思います。もしかしたら間にドラマCD(not赤ずきん特典)の感想など書くかもしれません。

次回レビューもご期待ください(´∀`)

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| らいき | 00:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
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